6畳和室にダブルベッドとシングルベッド2台のレイアウト

6畳和室にダブルベッドとシングルベッド2台のレイアウト

洋室にベッドを置かれる方が多いですが、お部屋の構造などにより和室を寝室として使う方もいらっしゃると思います。今回は畳の上に布団を敷くスタイルではなく畳の上にベッドを置いて使うスタイルのご紹介です。ベッドを置くことによる畳の凹み防止策も併せてご紹介いたします。

6畳和室にダブルベッドを使用した2つのレイアウト

和室の押し入れ側に足元がくるレイアウト

140cmのダブルベッドを使っています。カラーボックスサイズ(30cm幅)のナイトテーブルなどはベッド両サイドに置くことができます。それぞれのベッドサイドに棚を置くとスマホや目覚まし時計、ライトなどを置くことができて便利に使えます。

ベッドに入るまでの歩行幅はそれほど広くはありませんが1人が歩くスペースは十分に確保できるレイアウトとなっています。

ベッド足元付近は余裕スペースがありますので押入れの出し入れもスムーズにできるレイアウトとなっています。

押入れと並行に配置したダブルベッド

押入れと並行にダブルベッドを設置してみました。6畳の部屋の長い方の壁にベッドの頭が来るレイアウトです。この配置の利点はベッド両サイドのスペースがとても広くなることです。一方で使いにくくなる原因のひとつに出入り口の間口の広さが関わってきます。ベッド幅まで扉の開閉が可能であればとても使いやすいレイアウトになります。しかし、和室出入り口の間口が狭く壁伝いの歩行を強いられる場合は奥側の人は使いにくさが出てきます。

以下の場合はこのレイアウトでもきれいに収まることがあります。

  • 江戸間6畳である(畳サイズ176cmx88cm)
  • 京間6畳である (畳サイズ191cmx99.5cm)
  • 板の間がある

(※参考までに: 集合住宅などでよく使われる一番小さい畳サイズ170cmx85cm)

6畳和室にシングルベッド2台を取り入れたレイアウト

ホテルのツインルームを意識したレイアウト

それぞれにシングルベッドを使ったレイアウトのご紹介です。ベッドを分けることで寝返りや寝起き時のベッドの揺れを気にせず一人一人が布団をしっかりとかけることができますので安眠効果が高まります。

シングルベッドサイズ100cmを使ってレイアウトしています。6畳の部屋の短い方の壁側に頭をつけたスタイルです。ダブルベッドの時よりもベッド幅が増えるためナイトテーブルも1台だけ収められる仕様になっています。

部屋に入ってベッドに着くまでの動線は1人が歩ける幅となっています。ホテルの狭めツインルームのような感覚をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

このレイアウトの注意点はひとつあります。ベッドメイクをする際にそれぞれが壁付けされているためおしゃれなベッドメイクをしたい時にやりにくさが出ることです。

ベッドの間の中央ラインの幅を見て可能であれば数センチ壁から離すことでホテルのようなベッドメイキングが可能になります。

押入れと並行にシングルベッド2台をレイアウトしたイメージ

ベッドを2台並べることでクイーンサイズ(170cm幅)よりも大きく200cmのベッド幅になるレイアウトです。2台をくっつけて使うことで寝相の悪い人でも使いやすいレイアウトです。また小さなお子様がいらっしゃるご家庭ではベッドパッドをファミリータイプにすることでお子様を挟んで眠ることもできます。

大きなベッドサイズにした場合にも出入り口の確保が可能であればビッグサイズベッドとして使用できます。

畳の凹み防止におすすめの100均商品

和室でベッドを使う際に気になってしまう畳の凹み。日々長時間において体全体の重みがかかるベッドですのでそのまま使うとどうしても畳に凹みができてしまいます。

和室にダブルベッド7年間使用してきた畳の凹み防止策をご紹介します。畳だけではなくクッションフロアの床材にも使えます。またソファの足の凹み防止など床に凹んだ跡を残したくない時におすすめの方法です。

100円ショップで販売されているジョイントマットを利用しました。枚数は必要とせず厚みのあるものを優先で選ぶと便利に使えます。4本足や6本足のベッドの場合は足が乗る大きさにカットして足と床の間に挟み込むだけです。

また、ベッドのコーナーに沿ってゴム足がある場合にもその足が乗る大きさにカットして床のとの間に挟み込んで利用してみてください。

パイプベッドの足や木製の足、猫足箪笥の足などもカットしたジョイントマットがクッションになり畳やクッションフロアの凹み防止に役立ちます。

以上が6畳和室にダブルベッドレイアウトとシングルベッドレイアウトのご紹介記事になります。

記載漏れがありました場合にはこのページで追記で残したいと思います。最後までありがとうございました。

快適に暮らすインテリアカテゴリの最新記事