ソファの足元に敷かれることの多いラグですがダイニングテーブルの下に敷いてもおしゃれです。特に「ここはダイニングスペース」を強調したい空間作りにはとても便利なインテリアとなっています。
ダイニングテーブルの下にラグを取り入れるメリット
空間の区分けが容易にできる
直線上に並んだLDK一体型の間取りなどでは仕切りがないため仕切り代わりに空間を区分けするのに役立ちます。
例)・くつろぎ空間(リビング)・食事スペース(ダイニング)・料理スペース(キッチン)など
ラグによってゾーンを作られますので家具のレイアウトが設定しやすくなります。
床の傷つき防止・階下への音の軽減
ダイニングチェアを引く時の床の傷防止やクッションフロアタイプの場合は椅子の脚の凹み防止になります。また、階下によそのお宅がある場合には防音効果もあります。いずれも厚みのあるラグを使えば使うほど効果が高くなる傾向にあります。
ダイニングテーブル下のラグは高級感を演出する
ダイニングテーブルの下にラグを敷くだけでおしゃれな空間への演出効果がとても高いです。安価なラグから高価なラグまで様々ありますがインテリアに合ったカラーを選ぶことで一体感が生まれます。また差し色カラーを選べばアクセントになりお部屋を引き立たせる効果も期待できます。
床からの冷気を緩和させる
寒い冬はラグがあることで床からの冷気を抑えることができます。靴下やスリッパを履かない素足派の人にも過ごしやすい床材になると思います。
ダイニングテーブルの下にラグを敷かない方が良い場合もある
テーブル下の掃除のしやすさ
小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、ダイニング下の床掃除を簡単にできる方がストレスも軽減できます。ラグを敷きたい場合にはクッションフロアタイプのラグやファブリックタイプの洗えるラグを取り入れることでラグ自体のお掃除が楽になります。
キャスター付きの椅子はラグの毛足の長さに注意
ダイニングチェアでもキャスターのついた椅子の場合は、ラグの毛足の長さに注意すると良さそうです。時折ですがシャギーラグなどの毛足の長いものはキャスターに絡まることがあります。デスクチェアなども同様ですがキャスター付きの椅子をご使用になる際のラグは毛足短めなスムーズに椅子が動かせるタイプのラグを検討してみましょう。
ダイニングラグを使った感想と選び方
私ごとですが、ダイニングテーブルの下にラグを敷けば汚れるという印象をずっと持っていました。しかし、実際は液体をこぼさなければ掃除機をかけるだけでお手入れも簡単であることを知りました。特によかった点は早朝や夜中のダイニングの出入りの時にフローリングを直に歩くときよりラグを敷いている方が歩く音を軽減できたことです。階下への足音は生活音の少ない時間の行動では自分自身も認識していました。
ダイニングラグを取り入れる際は、自身の生活にあった基準を作ると選びやすくなります。
・材質で決める〜毛足長め・短めのラグ、フックラグ、低反発ラグ、ボアラグなど足が触れることを想定して選ばれるのもいいと思います。
・カラーやデザインで決める〜インテリアにあったカラーや円形など形にこだわった選び方もできます。
・長く利用できるちょっと高めなラグ〜比較的長く利用することができますが重さもあるラグが多いのでクリーニングが可能であるかも検討すると良いと思います。
・タイルカーペット〜1枚ずつ付け足すことができるので便利です。カーペットの裏側はゴム仕様になっているためズレにくい傾向にあります。汚れた部分だけ洗うことができるので便利です。
・短期間利用と割り切った安めのラグを導入する〜家計の負担にならない程度のラグを買い替えていく形で導入することもできます。年度末には新しいものに変えるなどインテリアルールがある場合にも便利です。