手芸を続けていくうちに増えていく手芸用品ですが、色々な収納を試してきました。最終的に行き着くところは「見つけやすく手の届く場所にある」を意識して上記画像のような収納に至っています。
今回は手芸用品の収納方法についてアイデアと自身でも行ってきた収納方法について綴りたいと思います。
テレビ用オープンラックを2台使った壁側収納
120cmのテレビ用のラック2台を使用し上段に糸と羊毛フェルトを主に置いています。手芸をする中で布と糸の色合わせが頻繁に発生するためカラーがわかりやすい方法をとると便利です。
以前はクリアな押入れ用の衣装ケースに糸を全部入れていましたが、毎回使うたびに押し入れを開けてクリアケースを引き出し蓋を開けて糸選び、一つの糸を選ぶにも動作が多くストレスになっていました。オープンに見える位置に置くことで糸選びがスムーズになります。
羊毛フェルトはアルミ蓋のクリア容器に入れて収納しています。羊毛も色の認識を直視できるように容器を逆さにして並べています。
ミシン用抑えやボビンケース、ミシン用工具などはひとつのボックスで管理。それと同様にビーズやマルカンなどの手芸で使う金具類など用途に合わせてケースに入れています。
ファスナー、紐類、ゴム類、バイヤステープなどの装飾品はそれぞれをジプロックに入れて収納しています。
このブログでもご紹介しているペーパーフラワーの材料や定規、編み棒などはコーヒー瓶を利用しまとめて立てて収納しています。今までは押入れの段ボールや衣装ケースで収納していましたが見つけにくさを実感していたためオープンに収納することで使いたいものがすぐに手に取れるようになりました。
次の項目からは今までに行ってきた収納についてご紹介していきます。
手芸用デスク前にワイヤーネットを使って引っ掛ける収納
100円ショップにも販売されている網目になったワイヤーネットを使ってハサミやピンセットなどをひっかけて使うことができます。ワイヤーネットに引っ掛けて使うことのできる深型小物入れやトレータイプの小物入れを使うとさらに収納力がUPします。
深型にはハサミや定規などの長尺ものを、トレータイプには針用のクッションなどを手の届く位置に置いておくとすぐに取り出すことができ、さっと片付けることもできます。
また、ワイヤーネットの形状から刺繍糸の収納にもおすすめです。ひと枠つづ分けて使えますのでそれぞれの色を並べて収納することもできます。ほこりが気になる場合には透明のテーブルクロスをかけておくと埃から糸を守ることができます。
また、ミシン糸の収納も兼ねるのであれば結束バンドで抜け落ちないホールを作って引っ掛けて使うこともできます。
ペットボトルの空き容器収納:ペットボトルを利用して結束バンドやワイヤー(針金)を使ってネットに括り付けることで見やすい収納ができます。ボトルの切り口には安全のためテープなどを貼ってご使用ください。
引き出し型チェストでインテリアも兼ねた収納方法
プラスチック製のチェストが安価に販売されています。引き出し収納なら見た目も乱雑に見えずおしゃれに手芸用品を収納することができます。
上段にはよく使用する物を収納し下段に行くほど出番の少ないものを収納すると使い勝手が良くなります。
布地を収納する際には大きめなビニール袋を引き出しいっぱいに広げ、その中に布を収納していきます。引き出しを閉める際にはビニールを蓋のように被せてしまうことで埃やニオイなどから布を守ることができます。
移動式ワゴンで作業スペースを増やしたり場所を選ばずに手芸を楽しめます
移動式ワゴンを使うことで自室やリビング、キッチンのテーブルなど場所を選ばずに手芸作業を進めることができます。大量の手芸用品の収納は難しいですが編み物用品や手縫い作業ものなど限定的な収納にはとても便利なワゴンテーブルとなります。
ワゴン収納はいつでも取り出せる場所に置くだけで暇を見つけては作業に容易く取り掛かることができますので時間の有効活用にもおすすめの収納方法です。
手芸の細かい材料や道具の収納に立てられるタッパー収納
タッパーはさまざまな大きさのものが販売されていますので用途に合わせた収納ができます。また棚に立てて収納も可能なためラベル付をすると見栄えも良く一目で中身がわかります。パッチワーク用のカットしたクロスなども重ねて収納することができますのでシワ予防にもなります。
タッパー収納のおすすめは、バラバラになった色鉛筆やマジックなど多数存在する時もとても便利に使えます。鉛筆類、マジック類、テープ類、粘土のヘラや筆など文具の種類ごとに入れておくと使いたい時に取り出しやすく片付ける時に無造作に入れるだけでいいので整理整頓が簡単にできるのでおすすめです。
作業の一時中断や数日にわたって作業が必要な時にはお片づけボックスやトレーがあると便利です
手芸をする中で1日で終わることもあれば2日3日またがって作業を進めることもあると思います。一度きれいに片付けてしまうとなかなか『もう一度出して』の作業が億劫になることもあります。そんな時に専用のデスクやテーブル等があれば問題ありませんがダイニングテーブルやリビングテーブルを利用する場合作業中断のためのお片づけボックスやトレー、空き箱などを使うと中断および作業開始がスムーズに進みます。
箱やトレーを利用することで食事の時間などテーブルを使う時はトレーごと一旦押入れや別の部屋に移動させたりすることができます。
最後までお読みいただきありがとうございました。まだ色々と手芸用品の収納方法はあると思います。私自身も忘れている収納方などもまだあるかもしれません。思い出した際にはこちらのページに記載しておきたいと思います。