6畳の和室に布団を敷いて寝室、お部屋、客間として使うインテリアイメージのご紹介です。和室に布団を敷くスタイルは旅館の雰囲気もあり、どこか懐かしいスタイルでもあります。
和室に布団を敷いて寝るスタイルの最大のメリットは布団を畳めばお部屋を広く使えるため睡眠時以外は、お部屋の開放感を得られることや活動する日中は趣味の部屋などとして使える点です。
和室の壁面を使って収納スペースを作る
和室の壁面(240cm程度)を利用してローチェストを配置してみました。畳の上で睡眠を取るため背の高いハイチェストだと圧迫感がありますが低いチェストにすることで圧迫感を抑えることができます。
和のテイストの強い和室ですがラグや家具を取り入れることで洋室風にアレンジすることも可能です。
ローチェストの代用品におすすめのインテリアも以下にご紹介します。
・カラーボックス:横置きに配置で圧迫感を抑えることができます。専用の引き出しをつけることでチェストになります。フラットな形状で畳の上に直置きしやすいですが湿気が気になるお部屋ではカラーボックス両サイドの畳との接着面にタンボール2、3枚重ねたものやタイルマットなどを挟んで畳との間に空気の通り道を作ってあげると湿気対策になります。
・板とブロックやレンガでオリジナルの棚を作る:発泡レンガ・発泡ブロックと板を使ってオリジナルの壁面収納を作ることができます。100円ショップの発泡ブロックは水性塗料でオリジナルカラーに色付けができますのでインテリアに合わせた棚を作ることができます。
板を渡して作る簡易デスクスペース
120cm幅のローチェストを90cm幅のチェストにサイズを変えてみました。幅を取らないチェストやラックを使うと板材を使って橋渡しができます。楽器のキーボードの両サイドをチェストに乗せる形で椅子を取り入れてみました。
パイン材や合板などの板も幅広く販売されていますのでそれらの板を渡してデスクスペースを作ったりドレッサーコーナーを作ったりすることもできます。
6畳和室に布団を2枚敷く場合、壁面に配置する家具によっては布団が敷きにくくなったりすることがあります。以下のものを配置した場合狭く感じることがあります。
・ダイニングテーブルやデスクなど奥行きのあるもの:布団を片付けた後はとても広く使いやすいスペースになる和室ですが特に背もたれ椅子を使うものをセットした場合とても狭く感じ布団の上げ下ろしが窮屈になってしまいます。大きな天板のものを設置する際にはテーブル下やデスク下に椅子が収まると窮屈感が緩和されます。
座椅子・ソファタイプマットレス利用で布団の上げ下ろしを軽減する
布団を敷いて寝る寝室は、朝晩の布団の上げ下ろしが少し面倒になることがあります。かといって、布団をずっと敷きっぱなしにすれば万年床になってしまい湿気や歩きにくさなどが気になってきます。
次の画像は90cm幅のソファになるマットレスを使ったイメージになります。ソファや座椅子タイプのマットレスを使うことで布団上下と枕や毛布だけの収納になります。2組の布団だけならばそれほど押入れのスペースを必要とせず押し入れを効率的に使える点はメリットです。
マットレスのサイズはシングルサイズやダブルサイズも販売されていますので布団サイズに合わせて選ぶことができます。座椅子やソファタイプになるマットレスの利用で布団を収納した後はくつろぎスペースとして使えとても便利です。マットレスを広げればお昼寝スペースも作ることができます。厚みのあるマットレスを使うと軽めの敷き布団でも快適に眠ることができます。
120cm(セミダブル幅)の場合には60cm幅の座椅子を2個利用することもできます。真ん中に繋ぎ目がきますが敷き布団を敷くとそれほど違和感を感じません。
また、寝るスペースとしては狭くなりますが60cm幅の座椅子タイプをひとり利用することも可能です。敷布団が座椅子より大きいので畳に落ちますが60cmでも寝返りを打って眠ることができるギリギリのスペースです。
ソファタイプ・座椅子タイプを選ぶ際には硬めのしっかりしたマットがついているものを選ぶと長く使えて経済的です。
【Amazon広告】ソファになるシングルマットレス和室に何も置かなければ客間にもなる
和室のお部屋に家具類などを置かず、通常は寝室として来客時は客間として使うことができます。大人数の来客の際は床に座った方が多く座れるメリットがあります。折りたたみテーブルなどを2個、3個利用することで宴会場のようなスペース作りも可能です。畳の上なので座布団がなくても座りやすく小さなお子様がいらっしゃる方にもおすすめのスペースです。
最後までお読みいただきありがとうございました。6畳和室のイメージ図をご紹介させていただきました。最後に簡単にまとめさせていただきます。
・和室6畳の壁面にロータイプの家具を配置して収納スペースを作ることができます。
・チェストやラックを支えとし板材を渡すことで簡易デスクを作ることがでます。
・布団の上げ下ろし軽減にソファタイプや座椅子タイプのマットレスを使うと布団収納が楽になりくつろぎスペースも作ることができます。
・和室に家具類を置かなければ寝室兼客間として利用ができます。