ずっと気になっていたアートフラワーに挑戦してみました。紙粘土や透明粘土、フェルト、布など様々なアートフラワーがあります。今回初挑戦したのはクレープペーパーを使ったバラの花づくりです。
初心者の私でもなんとか形にすることができたのでペーパーフラワーを作ってみたい方の参考になれば嬉しく思います。
なお、バラを育てた経験はありますがクレープペーパーを使ってのバラ作りは全くの初心者です。本格的に習ったこともありませんので自己流でのご紹介になっています。ご了承くださいませ。
『紙で作るバラの花』で使った材料と道具
今回は、手でゆっくり引っ張ると伸びるクレープペーパーを使用しています。紙が伸びることで花びらの動きを演出できます。以下の材料を使いました。
- クレープペーパー(白)
- ボンド(乾くと透明になります)
- 爪楊枝(穴を開けたりボンドをつける時に使います)
- 糸(花の芯を巻き付ける時に使います。今回はわかりやすいように濃い色を使ってみました)
- 針金(すでにグリーンのテープが巻かれているもの)
- 水彩色鉛筆(100均)と筆と水
- 発泡ブロック(ボンドを乾かす時に使ったりします)なくでも可
※ 指先を使うことが多い作業です。指先にボンドがついてしまった場合にはボールにお湯をためその中で優しくこすることでボンドが溶けて取りやすくなります。
作り方を画像付きでご紹介
好きな花びらの大きさで型紙を作り、4枚まとめて切ります。カットする時は線を引かずに型紙を当ててまとめて大雑把に切っています。切り終えたらペーパーを広げておきます。カットするときのペーパーの方向は縦に線(シワ)が来るようにカットしてください。
ティッシュの半分を花の芯材に使います。ティッシュにボンドを乗せて針金をおきます。
ティッシュをくるくると巻きつけて固定するために糸でぐるぐる巻き固結びで糸の処理をします。
糸でぐるぐる巻きした部分にクレープペーパーを貼り付けていきます。つぼみ部分はティッシュが見えなくなるように包んでください。上部を尖らせるように巻くと出来上がりがきれいです。最初だけティッシュに花びら全体が付くようにボンドを広範囲でつけます。
つぼみ(花の中心部)が出来上がったら、花びらの下4分の1程度にだけボンドつけていきます。
花びらを交互につけていくとボリュームが出てきます。写真撮影のため糸巻きに入れてみました。そのまま残りの花びらをボンド付けします。
花びらを全部つけ終わったときの画像です。
葉を作ります。葉を作る順番は自由です。私は花びらができてから葉に取り掛かります。フラワーテープを6cmほどでカットしテープで針金を挟む形にします。くっ付きが悪い場合はボンドを少量つけると簡単に付きます。必要な枚数の葉ができたらこのまま乾かしておきます。葉の形のカットは乾いてから行います。
花びらに色付けを行います。この工程は自由です。水彩色鉛筆を使って花びらにカラーを載せていきます。100円の色鉛筆です。思った色のペーパーがなかった時やグラデーションの花びらが欲しい時に水彩色鉛筆があると便利だと思い購入してみました。
花に萼(ガク)をつけていきます。色々な方法があると思いますが、簡単に作りたくて4枚ガクにしています。実際は植物によりガクの枚数は違うようです。葉にも使いましたフラワーテープを使って作ります。6cm〜7cmほどを両サイド斜めにカットして爪楊枝で穴を開けて茎に刺していきます。2枚のテープを十字になるように重ねていきます。
十字に入れたガクの中央部は少量のボンド付けがされています。ガクの先端を指先でくるくるとお好みでねじります。
葉も乾いていたので丸くカットし、3つの針金をまとめてフラワーテープでくるくると巻きつけています。
花・葉・ガクができたら茎をテープでくるくると巻きつけておしまいです。茎にテープを巻くときはテープを回さず、針金を回していくと巻きやすいです。少しずつ斜め下に巻き付くように指先で回してみてください。
出来上がりのお花です。
丸い鉛筆などで花びらを外側に丸めて動きを出すこともできます。
最後に簡単に紙バラの作り方をまとめておきます。
- 花びらをカットする
- 花の芯をティッシュで作り糸で固結び
- ボンドを使って花びらを交互に貼り付けていく
- 葉を作る
- ガクを十字に作る
- 針金にフラワーテープを巻く
一輪作成するのに数十分あれば作れますので、お子様と一緒に作成されたりインテリアのアクセントにぜひお試しくださいませ。
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